とうとう紀子さまが漏らされた「眞子さまの結婚容認」 周囲は小室家の粘り勝ちを心配

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話し合いは進まず

 この関係者が続けて、

「妃殿下は『私たちが批判を浴びるのも、もとは小室さんの家と関わりを持ってしまったからです』とは仰るものの、一方で『これ以上、何か新しい事実が出てくれば、ますます悠仁の将来も危ぶまれます。であれば、眞子の希望に沿う形の方が、あるいは私たちにとっては望ましい方向なのかもしれません』などと事態を悲観し、いわば捨て鉢になっておられるのです」

 もっとも紀子妃は、これまで小室さんについては一貫して懐疑的なご様子で、今年1月に小室さんが、母・佳代さんの金銭トラブルについて「釈明文書」を公表した折にも、内容が「贈与であって借金ではない」という従来の主張を超えるものではなかったため、

〈今さら遅すぎます〉

 と、冷やかに言い放たれたという。それが前述のように、持久戦を強いられた挙げ句、にわかに信じがたい“弱音”を口にされたとなれば、粘り腰で臨む小室さんの高笑いが聞こえてくるようだ。

 金銭トラブルの相手方である、佳代さんの元婚約者・山田さん(仮名)の代理人男性に聞くと、

「7月中旬、まず私と佳代さんの代理人弁護士が初めて会い、8月上旬には山田さんを交えて3人で会いました。場所はいずれも先方の弁護士事務所で、山田さんは『眞子さまと圭くんの結婚を邪魔立てする気は毛頭ない』と前置きしながらも『400万円は返してほしい』『佳代さんと直接お話ししたい』と要望しました。これに先方の弁護士は『佳代さんにお伝えしておきます』と答えるだけでした」

 次回の日時すら決まっていないというのだから、これでは秋篠宮さまが昨年11月に仰った「多くの人が納得し喜んでくれる」状況には程遠い。が、宮内庁が区切ったリミットは刻一刻と迫る。前出の記者が言う。

「きたる11日は、紀子さまの53回目のお誕生日にあたります。皇嗣家となってご身位も変わられたことで、今年は記者会が質問を作成し、紀子さまが文書で回答なさることになりました。すでに先月、三つの質問を宮内庁へ渡していますが、中には眞子さまのご結婚に関する問いも含まれています。6月の欧州ご出発前の会見で秋篠宮さまは『娘から話を聞いていない』と答えておられましたが、それから状況がどう変わったのか、国民的関心事としてお聞きせざるを得ません」

 あるいは、11日の紀子妃のご回答によって、事態は大きく動きかねないというのだ。皇室ジャーナリストの山下晋司氏が言う。

「小室家の金銭トラブルが解決しても、多くの国民がご結婚を祝福することには繋がらないと思います。トラブルへの対応を通じて小室さん親子の考え方が垣間見えてしまったからです。それでも“個人の権利”で結婚されるのなら、上限が約1億5000万円の一時金を辞退されるかもしれませんが、そうなればお二人の純愛が国民に伝わり、風向きは変わるでしょう」

 はたして「長期戦」の首尾は……。

週刊新潮 2019年9月12日号掲載

特集「『もう限界です』と捨て鉢の果てに… とうとう『眞子さま』の『結婚容認』を口にされた『紀子さま』」より

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