小泉進次郎はタカラジェンヌ、滝沢クリステルは小澤征悦… ビッグカップルの恋愛遍歴

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懐妊でCM中止

「デキ婚じゃないよ。『授かり婚』だからね」

 本来は「おめでたい」ばかりである“プリンス”の結婚について、自民党サイドが唯一気にしていたのが、既に滝川が“ご懐妊”であったこと。実際、萩生田光一・幹事長代行は上のようにメディア関係者に述べ、ダメージコントロールを図っていたのである。

 他方、コトとなってしまったのは滝川の場合だ。彼女はキリンビールや頭痛薬「バファリン」など3本のCMに出演していたが、

「妊娠中は、ビールはNGで薬の服用もすすめられない。そのため、キリンビールは既にCMを差し替え、バファリンの『ライオン』も対応中です」

 と言うのは、さる広告代理店関係者。

「結婚や妊娠など、CM契約中に自分のステータスが大きく変わる可能性がある場合は早めにクライアントに伝えるのが常識ですが、両社ともに発表まで知らなかったとか。『おめでとう』ムードに流されていますが、今回の滝クリの行為は業界的にはアウト、ですね」

 滝川は日本人の母・美緒子さんとフランス人の父との間に生まれた「滝川家」の長女。母は1970年代にパリのソルボンヌ大学に留学し、そこで父と出会ったとか。本人もフランス生まれで3歳まで住むなど、彼の国の文化の影響を受けたからだろうか、さる芸能ライターによれば、

「かつて出したエッセイ集の中では“まず恋愛ありき”“恋愛をし続ける限り、女性は一生「女」でい続けられる”“世間体で生きない”“ゴシップは気にしない”など、自身の哲学を語っています」

 というから、憧れはパリジェンヌ。物事の順番やスジの通し方は二の次、といった印象だが、とまれ、クライアントに対して「お・も・て・な・し」の精神が無かったのは事実である。

週刊新潮 2019年8月29日号掲載

特集「『小泉進次郎』と『滝川クリステル』10の謎」より

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