美智子さま「乳がんステージII」「心筋虚血」の満身創痍…根源に「結婚問題」ストレスか

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「美智子上皇后」乳がんに「小室圭さん」というストレス(1/2)

 先ごろ宮内庁は、上皇后さまの左胸に乳がんが見つかったと発表した。ご静養の後、来月には手術を行なう方針だというのだが、6月には心臓のご不調が明らかになったばかり。そうした満身創痍の根源には、長引く「結婚問題」があるのは言うまでもない。

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 令和を迎えて最初の夏。5月の新天皇ご即位とともに、療養中であられる雅子皇后も、ご体調の快復が目覚ましい。次代を託して退かれた上皇ご夫妻の「後顧の憂い」は、ひとまず取り除かれたかのように窺える。

 が、皇室には今もなお、平成から持ち越された“難題”が横たわっている。それは取りも直さず秋篠宮家の長女・眞子さまと「婚約内定者」小室圭さんとの一件であり、2018年2月、結婚に関する行事が「2年後に延期」と発表されて以降、事態は泥沼の様相を呈しているのだ。

 そんな折、今月9日には穏やかならざる事実が明かされた。宮内庁担当記者が言う。

「皇室の医療を統括する永井良三・皇室医務主管が会見し、美智子さまが乳がんと診断されたことを明かした上で、近々手術する方針であると発表したのです」

 その説明によれば、7月12日の定期健診でエコー検査を受けられた際、上皇后さまの左胸乳腺に腫瘤(しゅりゅう)が見つかったとのことで、あらためて東大病院でMRI検査。すると、悪性が疑われる所見がみられたという。

「これを受け8月2日、宮内庁病院で『針生検』による組織検査を行なったところ、9日に比較的早期の乳がんだと診断されたというのです」(同)

 現在、軽井沢や草津でご静養中の上皇さまと美智子さまは、30日に帰京される。手術はその後、9月中になる見通しだ。上皇后さまはこれまで、10年以上にわたって定期的に乳がんの検査を受けてこられた。問題の腫瘤は前回、見つかっておらず、医務主管の会見では転移についても「ない確率が高い」としていたのだが、

「“比較的早期”という表現から察するに、美智子さまの乳がんのステージはI期を過ぎてII期に入っているのではないかと思われます」

 そう推察するのは、乳腺外科・ベルーガクリニックの富永祐司院長である。

「であれば腫瘍の大きさは2センチを超えていて、完全な早期がんではなく転移のリスクもゼロではありません。それでも、この程度なら乳房を温存する部分切除で対応できます。手術の際はリンパ節への転移検査も行なうでしょうが、トータルで1時間あれば終わると思います」

 現在では女性の11人に1人、年間で9万5千人が罹るとされる乳がんは、

「がんの中でも『5年生存率』が非常に高いことで知られています」

 とは、がん治療に詳しい三浦病院の三浦健院長。実際にI期では99・8%、II期で95・9%とのデータがあり、さらには、

「肝臓がんなどは2週間で腫瘍の大きさが2倍になることもありますが、乳がんは進行が遅く、ご静養の後に手術を受けられても、全く問題ないと思います」(同)

 その一方、

「胃がんや肝臓がんの場合、5年間なければ、その後の再発の可能性は低いとされています。ところが乳がんは、5年を超えても再発がままみられるため、術後の治療がきわめて重要になってくるのです」(同)

 先の富永院長によれば、その具体的な療法として、

「高齢になってから罹るがんは、ホルモン剤が非常に有効なケースが多い。乳がんは女性ホルモンに晒されるほど発症しやすいので、美智子さまはおそらく『アロマターゼ阻害剤』という、女性ホルモンを作らせないための薬を1日1錠、5年ほど飲まれることになるのではないでしょうか。ただしこれには、骨粗鬆症になりやすくなるというリスクもあります」

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