三原じゅん子、初入閣!? 本人語る議員生活10年の「表と裏」

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雑巾がけの次は…

 芸能界から政界に転身した三原氏は「タレント議員」の印象が強いかもしれないが、参議院議員に初当選したのは2010年だから、既に政治キャリアは10年近くに達している。

 今年6月には、安倍総理の問責決議案を提出した野党に対し、「恥を知りなさい」と言い放ったことで存在感を高め、参院選の政見放送では安倍総理のお供を務める大役も任された。官房長官と総理に気に入られているという「最強カード」を2枚持つ三原氏本人に訊(き)いてみると、まず「恥」発言に関しては、

「国会の終盤に問責決議案を出すのが慣例になっていることに対し、警鐘を鳴らす意味で口にしたんですが、実は私が『恥を知りなさい』と言ったのは今回が初めてではないこともあり、こんなに騒動になるとは思いませんでした」

 こう説明。次に入閣について話題を振ったところ、

「まだまだ全然そういうところには至っておらず、勉強中の身だと考えています」

 と謙遜しつつ、こう続けた。

「タレントをしていたことで、ありがたいことに名前を知っていただいているというプラス面はありますが、私自身としては、『タレント議員』という呼ばれ方に、マイナスしか感じてきませんでした。この言葉のイメージを払拭するために、これまではなるべく表に出ないよう党務での雑巾がけを心掛けてきたんです」

 つまり、ちやほやされがちなタレント議員であるがゆえに、目立つ場所ではなく、敢(あ)えて「裏方仕事」に徹してきたというわけである。とはいえ、ここに来て心境の変化もあるようで、

「私も国会議員になって10年目。いつまでも潜っているわけにはいきません。これからは、他の女性議員をもっと活動しやすくする意味でも、私自身が表に立ちたいと思います」

 政治家にとっての「表舞台」には当然、大臣ポストも……。

 三原氏の見晴らし良好!?

週刊新潮 2019年8月15・22日号掲載

ワイド特集「夏女の打ち上げ花火」より

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