東海大相模に屈するも…高校球界屈指「近江バッテリー」が見せた“渾身の一球”
優勝候補同士の“直接対決”は、思わぬ点差で決着した。
8月11日に行われた夏の甲子園第6日の第2試合。東海大相模(神奈川)は、近江(滋賀)を6対1で破って3回戦進出を決めた。チーム力は均衡すると見られていたが、何が勝敗を分ける要因になったのか。試合展開を振り返りながら検証してみたい。
最大の注目ポイントは、昨年夏の甲子園でも活躍した近江の林優樹と有馬諒(いずれも3年)のバッテリーが、神奈川大会7試合で83得点を叩き出した東海大相模打線をどう封じ込めるかという点だった。...