智弁和歌山は見事に生まれ変わった…甲子園初戦で見せつけた恐るべき“実力”
春1回、夏2回の甲子園優勝を誇り、全国でも屈指の強豪である智弁和歌山。昨年の選抜では準優勝を果たしたが、2012年夏、14年春、15年夏と3回連続で初戦敗退を喫するなど、一時の強さは影を潜めている。そして、昨年夏を最後に甲子園通算歴代1位の68勝を誇る高嶋仁氏が監督を退任し、一つの時代が終わったと感じた人も多かっただろう。
しかし、この夏に登場した智弁和歌山は、8月8日の初戦で想像を上回る強さを見せつけたのだ。春夏連続出場の米子東を相手に一時は同点に追いつかれながらも、終盤に突き放して8対1の大差で勝利した。...