「君の名は。」超えを目指す「天気の子」新海誠監督はなぜウケる
興行収入250億円超えは、邦画では「千と千尋の神隠し」に次ぐ歴代2位の大記録である。3年前の「君の名は。」が大当たりしたことで、一躍ヒットメーカーとなった新海誠監督(46)。封切りされたばかりの新作「天気の子」も話題だが、果たして、なぜ若者は彼の映画に熱狂するのか。
公開翌週の7月26日、東京・新宿の映画館に足を運ぶと、すでに客席は「満員御礼」状態。夏休み中の中高生や、20代のカップルが客席の大半を占めていた。
映画評論家の北川れい子さんも、
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