新宿で発見された100体の「人骨」は何を語るのか? 「731部隊」が戦犯として裁かれなかったワケ【戦争と日本人(2)】

社会2019年8月8日掲載

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 30年前の1989年7月、東京都新宿区の元・陸軍「防疫研究室」跡地から、100体もの人骨が発見された。同研究室は戦時下、満州(現・中国東北部)で細菌兵器を開発・研究していた「731部隊」の日本における関係先。同部隊は中国人、朝鮮人、ロシア人たち捕虜に対する生体実験も秘密裡に行っており、100体の人骨との関連に注目が集まったが、真相は今も闇の中だ。昭和20年8月、ソ連軍の侵攻を受け、大本営は731部隊長・石井四郎(53歳)に命じている。部隊の存在が明るみに出ると、天皇にまで累が及ぶ。...

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