デヴィ夫人「4千万円の毛皮のコートを破かれた」プリンスホテルに損害賠償請求
慰謝料等100万円、修理費用等64万8千円、弁護士費用17万円、締めて181万8千円也。有名ホテルに不穏な“請求書”を突きつけたデヴィ夫人(79)。法廷(コート)では、「毛皮のコート」が焦点で……。
デヴィ夫人がプリンスホテルに損害賠償を求める民事裁判を起こしたのは、今年5月のことだった。
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「訴状によれば、一昨年の12月24日、デヴィ夫人はグランドプリンスホテル高輪で開かれたクリスマスパーティーに出席しました。会場で毛皮のコートを従業員に預けたところ、右腕部分が破損して返ってきたのだそうです」(司法記者)
ホテル側は“最初から裂けていた”と説明。片やデヴィ夫人は、“コートは預けてから裂けた”と主張し、以降も再三謝罪と修理代を求めたが、両者の言い分は平行線を辿るばかり。今回の提訴へと至った。
6月20日には、東京地裁にて第1回口頭弁論が開かれたが、出席したのは代理人のみだった。で、当のデヴィ夫人に話を聞くと、
「裂けているコートを着て、わたくしが堂々と人前を通って皆様にご挨拶しますか。あり得ないことですよ」
こう怒りを爆発させるのだ。夫人の主張は続く。
「すごく長いコートなので、従業員が踏んづけてしまい、それに気付かず持ち上げようとして裂けたんだと思うんです。でも、その場で謝罪があれば許していました。ところがプリンスホテルは、預けてから30分も経ってわたくしを呼び出し、破れた毛皮をテーブルの上に乗せて、最初から破れていたことにしようとしたのです。その企みにわたくしは逆上したんですよ」
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