韓国が逆上の果てに「レクサス」「セブン-イレブン」まで報復対象に

国際 韓国・北朝鮮

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 12日に経産省で開かれた日韓事務レベル会合でも対立が鮮明になった日韓関係。

「半導体材料の輸出規制について行われた“協議”でしたが、結局平行線に。韓国側は23~24日に開くWTO理事会で訴える構えです」(政治部記者)

 徴用工問題に対する“報復”ではなく規制強化にすぎないと、あくまで原則を崩さない日本に対して、韓国はというと、

「サムスンなど実害を被る企業は、在庫を増やそうと日本企業に泣きつく始末です」(在韓ジャーナリスト)

 冷静なお国柄であれば解決の糸口を探るのだろうが、そこは“国民感情”が何より優先する韓国のこと。

「日本製のビールや衣料品を購入しないという不買運動が起きているのはご存知の通りですが、標的は韓国に1万店近くあるセブン‒イレブンにも。ネットでは、“セブン‒イレブンは日本企業かアメリカ企業か”とか、“スパイダーマンの新作はソニー・ピクチャーズだが日本と関係があるのか”なんて、日本との接点を見つけ出し、不買の標的に祭り上げようと大真面目に議論されている」

 さらに理解しがたいのは、

「“レクサステロ”といって、駐車してあるレクサスのタイヤをパンクさせるケースもあるんです。確かに日本車ですが、乗っているのは韓国人。何がしたいのかよくわかりません」

 その背景にはこんな思想があるのだという。

「この手の反日運動に参加しないと、韓国では“土着倭寇”、つまり日本に協力する民族反逆者のレッテルを貼られてしまう。政権寄りのメディアもこれを煽ることに余念がなく、KBSは14日の番組で、真っ当な報道をした中央日報など保守系メディアに対して“アベを礼賛している”と非難していました」

 やせ我慢もホドホドに。

週刊新潮 2019年7月25日号掲載

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