「子どもを攻撃せずにはいられない親」の罪、5つの重大事件との因果関係を分析
農林水産省の元事務次官・熊沢英昭容疑者が、「他人に危害を加えてはいけない」との理由から、ひきこもりの長男を殺害したのは今年6月。当然ながら、事件は反響を呼んだが、元事務次官に対しての同情論も上がった。例えば、元大阪市長の橋下徹氏は、ツイッターに《僕が熊沢氏と同じ立場だったら、同じ選択をしたかもしれない。本当に熊沢氏の息子に他人様の子供を殺める危険性があったのであれば、刑に服するのは当然としても、僕は熊沢氏を責められない》と投稿した。
「橋本さんが述べているように、この事件に対する世間の反応が、“元事務次官、あっぱれ”みたいな論調になっていることに、違和感を覚えました。...