TBS「安住アナ」の二階級特進人事、独立阻止だけじゃないもうひとつの狙い

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 TBSのアナウンス部から異動となった小林豊アナ(53)が、6月29日の「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」(TBSラジオ)で語った最後の放送の模様は、デイリー新潮(7月6日配信)でお伝えした。

 すると、その翌日の30日、同じTBSの安住紳一郎アナ(45)が、自身の冠番組である「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ)で、NHK(「沼にハマってきいてみた」Eテレ)に出演することについて語った。

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 かたやアナウンサーを“廃業”し、こなた他局への出演を自ら公表する……。なんとも対照的なお二人。まずは、安住アナがフリーの中澤有美子アナ(44)を相手に語る放送を再現しよう。

安住:(リスナーからのメッセージを読み)「……安住氏、NHKで合唱についてお話をされるそうですね。埼玉の男子高校生合唱のお話もされるのでしょうか? 今から楽しみにしています」との追伸が書かれています。

中澤:あー、そうなんですよね!

安住:一部、ネットニュースなどではすでに報じられているようですけども。まだちょっとね、早いので詳しくはお伝えできないんですけども。この番組で長らく私、合唱への取り組みを、いろいろお話してまいりましたけども。どうやら、そのNHKの番組を作ってらっしゃる方から「ぜひ!」ということになりまして。今回はですね、なかなか普段はありえないんですが私、7月8日、月曜日、NHKの番組をEテレ様の生放送に出演することが、今、決まりました。そして先日、NHK Eテレ様のスタッフの方とロケもさせていただきました。

中澤:エエーッ!

安住:埼玉の浦和高校グリークラブ、合唱部。男子しかいないんですけども。「にち10(註:同番組の略称)」のお出かけの中継コーナーでも何度かお世話になっているんですけども。浦和高校に行って取材をさせていただきました。その時の模様なども放映されるようでございます。ライバル局なので「ぜひご覧ください」ということは言えないんですけども。そういうことをやってきました。よろしくお願いいたします。

中澤:アハハハッ! 謎の言葉で(笑)。

安住:謎の……すいません。本当にそうですよね。「ぜひその時の模様を番組でご覧ください」っていう定型句で締めたいところなんですけども。ライバル局なので、おかしなことになりますので。「ぜひテレビはTBSテレビをご覧いただきたいんですけども、私はEテレの生放送に出演することになりましたので、よろしくお願いします」という謎の言葉で締めくくります。

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