「豊島将之」新名人は捨て駒なし!? 父が明かすミニマリスト生活

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 佐藤天彦前名人(31)を4連勝で下し、名人位を獲得してから1カ月足らず。棋界を席巻する豊島将之3冠(29)の私生活が関係者の間で話題になっている。なんでも豊島サン、ミニマリストなんだって。

 平成生まれ初の名人となったのが、5月17日。これで棋聖、王位と合わせ3冠を達成した。その後の様子について、父で弁護士の茂長さんが語る。

「特に変わった様子はありません。以前はタイトル戦になると気負った様子が見受けられましたが、いまはそうではないですから」

 6月4日からは渡辺明2冠と初のタイトル防衛を懸け、棋聖戦で激突している。

 将棋ライターの松本博文氏が解説する。

「これまでの戦績では17戦して豊島さんが5勝12敗と分が悪い。しかし、昨年度の活躍は甲乙つけがたく、年間最優秀棋士を決める記者会の投票では豊島さん7票に対し、渡辺さんは6票。五分の勝負でしょう」

 決戦に挑んでいる豊島3冠だが、実は私生活では“捨て駒”すらないのだという。さるベテラン棋士は、

「豊島さんはほとんど物を持たないミニマリストなんですよ。彼は実家に住んでいるのですが、部屋には座卓の上にパソコンだけ。何もないので、驚いた記憶があります」

 と、語る。必要最小限度の物だけで暮らすことを意味するミニマリスト。さては、流行のライフスタイルに稀代の棋士も身を投じたのか。

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