貴乃花、460億円詐欺「KING」の酒席に同席か? 「足代は30万円」の証言も

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一番のビッグネーム

 これらが事実なら、KINGは貴乃花の上等なタニマチだったと言えるだろう。だが、そのタニマチは、総額460億円に及ぶ巨額詐欺事件を起こしていたのだ。有名人ゆえ見知らぬ場に引っ張り出されることもあろうが、どうやら体よく詐欺の“小道具”として利用されてしまったようなのだ。

 なお、貴乃花に取材を申し込むと、代理人を通して、

「事実無根である」

 と答えるのみだった。

 しかし「テキシア」で“ディレクター”なる職にあった幹部もこう明かすのだ。

「KINGは僕たちを刺激するために芸能人を呼びましたが、一番のビッグネームは貴乃花親方でした」

 件の「O」の階下にあるクラブ「A」でも、2人を見たことがあるという。

「あるとき、僕らディレクターが6、7人、『A』に集められて飲んでいたとき、KINGが“お前ら、誰か会いてぇ奴いねぇの? だいたい誰でも会えっからよ”と言って電話をし始め、“もしもしコージ? 大阪にいんの? なら来いよ”なんて言って、半時間後に本当に貴乃花が来たことがありました。ただ、正直、そんなに親しそうではなかった。本当に本人に電話していたかも怪しいものです」

 先日、絵本作家になる夢を明かした貴乃花。この体験を悪役の描写に生かしてはいかがか。

週刊新潮 2019年5月2・9日号掲載

ワイド特集「御世をまたぐ難題」より

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