野村克也、ぼやいても聞き手がいない…サッチー急逝から1年余 つまらないプロ野球を語る
稀代の名捕手にして、恐妻家。野村克也氏(83)が“男やもめ”となって、1年余が経つ。プロ野球界のレジェンドが、孤独、そして今のプロ野球についてぼやきながら語った。
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――“サッチー”こと妻の沙知代さんが心不全で亡くなったのは、2017年12月のことだった。心の整理がつかない突然死。しばらくは死んだという事実を受け入れられなかったと語る。
墓に送って、ようやく現実を受け入れて、大仕事が終わったな、という感じで心が落ち着いたかな。...