俳優、映画監督の次は……「斎藤工」が三刀流に挑戦!? くっきー、ニッチェは恩人

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 プロ野球で二刀流は珍しいが、芸能界には二刀流、三刀流が結構いる。その筆頭格といえば、芸人から俳優、映画監督となったビートたけし(72)だろう。一方、その逆を狙っているのが斎藤工(37)だ。“抱かれたい男”は(様々なランキングで、少なくとも)5年連続No.1で、黙っていてもモテモテのハズなのに、なぜなのか。

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 その昔、ビートたけしは映画「夜叉」(1985)で初めて共演した高倉健の様子を「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)で語っていた。

たけし:オイラが「オイラは役者もできるし漫才もできる。いくら高倉健でも漫才はできねえだろ」って言ってたのを聴いちゃったらしいんだよ。それで高倉さんが田中邦衛に電話して「漫才やんねえか?」。だけど、2人とも口べただから諦めたって……。

 ホントなのかネタなのか定かではないが、健さんでなくとも役者から芸人になるのは難しいだろう。それに挑戦しているのが斎藤だ。民放プロデューサーが彼を評する。

「イケメン俳優でありながら、映画監督もこなしており、昨年公開された映画『blank13』(主演・高橋一生[38])は、上海国際映画祭ではアジア新人賞部門の最優秀監督賞、ウラジオストク国際映画祭では長編コンペティション部門の最優秀男優賞(高橋、斎藤、リリー・フランキー[55])を受賞、その実力は認められています。にもかかわらず、バラエティ番組に貪欲なんです。最近は、女芸人とキスまでしており、『そこまでやるのか!』と業界でも話題になっています」

 4月2日に放送された「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)のことだ。芸人ネタの完全コピーが持ちネタになりつつある斎藤に、「斎藤工が完コピするネタはどれだ選手権」なる企画が組まれ、3組の芸人が披露したネタのうち1つを斎藤がコピーするというもの。

 そこで斎藤は“100種類のキスの持ち主”と豪語する紅しょうがの熊元プロレス(28)を指名。映画「タイタニック」のキスのデフォルメ・ネタに挑戦することになった。

 司会のフットボールアワー後藤輝基(44)が「まじで?」「事務所的にも大丈夫?」と心配するも、平然として「いいですよ」と答える斎藤。むしろ、コピーされる側の熊元が怖じ気づく中、斎藤から熱烈なキスへと持ち込んで……熊元の口紅で顔中真っ赤に染まった斎藤のアップでキメる。「カッコええ男やなあ」と、後藤が呆気にとられて企画は終了した。

「SNSでも〈プロ根性ハンパない〉と賞賛する声が多く見られましたが、それは業界でも一緒ですよ。もともと彼が芸人と仲がいいのは有名で、芸人たちの飲み会“阿佐ヶ谷会”にも参加しているといいますし、『野性爆弾のくっきー(43)やお笑いコンビのニッチェの存在が大きく、鍛えられた。めちゃくちゃ感謝している』と本人が話しているのを聞いたこともありましたからね」(同・民放プロデューサー)

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