俳優、映画監督の次は……「斎藤工」が三刀流に挑戦!? くっきー、ニッチェは恩人

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芸人たちとの接点

 ニッチェとの関係については芸能リポーターが明かす。

「14年にイベントに出席したニッチェが、報道陣を前に斎藤さんについて語り出したことがありました。“阿佐ヶ谷会”として一緒に飲みにも行っていることを明かしたニッチェの江上敬子(34)が『工君って、ちょっと変なんですよね。芸人のことを異常なほどにリスペクトしてる』と話し、相方の近藤くみこ(36)が『若手の役者なんてぜんぜんダメなんだって自分を下げて……』などと言っていました。そこまで芸人に憧れているのかと意外に思ったのを覚えています」

 野性爆弾くっきーとは、昨年1月期のドキュメントドラマ「MASKMEN」(テレビ東京系)で一緒だった。くっきープロデュースのもと、覆面芸人「人印(ぴっといん)」として斎藤がデビューするという内容だった。

「人印の芸についてはともかく、この時期、彼はキムタク主演の『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)にもレギュラーで出演していたんですよ。キムタクと言えば、一昔前は抱かれたい男No.1だった男です。新旧のNo.1の共演だというのに、彼はその一方でお笑いをやっていたわけです。『何をやってもキムタク』と言われる旧No.1を前に、自分は役者としての幅を広げないといけないと思っていたのかどうか……」(テレビ局関係者)

 また、この2つのドラマが放送中の2月11日、斎藤はバラエティ番組に出演した。「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)である。前出の芸能リポーターが語る。

「この番組で長年の謎が解けました。彼は俳優として01年にデビューしますが、本格的に売れたのは14年の『昼顔』(TBS系)ですから、陽の目を見るまで時間がかかった。その間、様々な仕事をしているんです。『行列~』で語ったところによると、平日朝の情報番組『ラジかるッ』(日本テレビ・関東ローカル)の“レッド&たくみの誘われて人妻温泉”というコーナーに温泉俳優・ティンカーベル斎藤として出演しており、そこでタイトル通り人妻と一緒に温泉に入って戯れるという仕事までしていたそうです。その時の相方であるTIM・レッド吉田さん(53)の弾けた様子を見て自分にはマネできないと尊敬の念を抱いた。同時に車で送ってもらいながら、『腐るなよ、腐らずに続けていればどうにかなる』と励まされたというのです。以来、芸人をリスペクトしていると。また、つい最近も関西ローカルの情報番組にも出演し、バラエティについても語っていましたね」

 4月8日に放送された夕方の情報番組「キャスト」(朝日放送・関西ローカル)である。「人生を賭けた瞬間は?」という質問を受けて、

斎藤:バラエティですかね。台本にないものに関しては、僕は毎回、表現は悪いかもしれないですけど、特攻に行く感じですかね。

 さらにバラエティに関して訊かれると、

斎藤:役者やってると勝敗ってあまり出ないんですけど、バラエティって笑いが起こるか否かということだったり、勝ち負けがある気がする。よりスポーツ的だなと思っていて、バラエティに出るときに関しては、僕は勝ち星を挙げたいという気持ちがあるので、そこで攻め込んでしまう癖(へき)みたいなものがありますね。

 斎藤は、バラエティでは“勝ち”に行っているのだ。

「そこまでやる気があるなら、改変期には斎藤MCのバラエティが始まるかもしれません」(前出プロデューサー)

週刊新潮WEB取材班

2019年5月1日掲載

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