新グータンヌーボで浮き彫り ハセキョーが吹かせる先輩風のイタさと悲哀

芸能2019年4月24日掲載

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 間もなく新元号。5月にもなれば新人社員との考え方の違いに悩む人も出始める頃だろう。「グータンヌーボ2」は後輩女子のトリセツに悩める女性には、色々考えさせられる番組である。

 西野七瀬、滝沢カレン、田中みな実、長谷川京子の4人で再出発したグータンヌーボ。20代、30代、40代と世代の違う彼女たちが、順番に進行役をつとめてゲストと恋バナを楽しみつつ、スタジオでは姉妹のようにくつろいで語りあう。最初にこのメンツを見た時、合わないだろうな……という印象を受けた。実際、放送が進むにつれモヤモヤする部分も見え隠れしている。

 例えば先日、最年長のハセキョーが「私たちは(若さが)もうないから」と言った。そこで田中が「私たち?」とびっくりすると「まだ若いと思ってるでしょ」とピシャリと返す一コマがあった。32歳と40歳を一緒にしないで、という態度で言い返す田中、そんな田中を「引っかかったな」と言わんばかりにやり込めるハセキョー。どっちの気持ちもわからなくもないが、どっちもどっちである。20代の2人が苦笑いしていたのもやるせない。なお、この話には続きがある。ハセキョーがショートパンツ姿の写真をインスタにアップし、「自分がまだ若いと勘違いしてるのはあんたでしょ」と世間に言われるオチがついたのである。うーん、女同士のドロドロ、極まれり。

 そもそもMC全員、私は私、というマイウェイな意識のメンバーしかいないので、上手くまとまるわけがない。いつまでも引っ込み思案の西野、不穏な空気でも火に油を注ぎかねない滝沢、強すぎる承認欲求と自意識が渋滞する田中、そして最年長ならではの責任感と現役感の間で揺れる長谷川。制作サイドはむしろ、彼女たちの噛み合わなさが引き起こす化学反応に期待を寄せてもいるだろう。それぞれに語るべき部分は多いが、ここでは一番目につくハセキョー先輩について語りたい。

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