昭和の残滓がしつこく令和へと引き継がれてゆく「春の医療ドラマドジっ子祭り」

芸能週刊新潮 2019年4月25日号掲載

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 ドラマの初回でどうしようもなくベタな演出がひとつでもあると、視聴欲が萎える。友人は「フラッシュモブシーンが出てきたらもうダメ」と言っていた。私は「食パン咥(くわ)えたまま走る」「出会いがしらに偶然ぶつかる」「コケて抱きついてチュー」「痴漢と間違えて平手打ち」「初対面で大喧嘩、職場で会ってびっくり」「一夜限りで致した相手が新しい上司」など、列挙したらキリがない。その多くは昭和から引き継がれる悪しき伝統芸。平成も終わって間もなく令和になるというのに、昭和の残滓を感じさせる作品がふたつ、奇しくも医療モノで共通項もあるので、まとめちゃえ。...

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