「小室圭さん問題」ご言及で「佳子さま」炎上… 問われる秋篠宮家の家庭教育

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ご両親への“宣戦布告”

 もっとも、その文言を読む限り、皇族というお立場を理解なさっていないとの指摘は止むを得まい。さらにここから転じ、冒頭の書き込みにもあった通り、秋篠宮ご夫妻の施されてきた教育にも疑念を呈する声が上がっているのだ。

「このご回答は、宮内庁宮務課の名で発表されています。事前に職員が目を通し、不適切だと分かれば佳子さまやご当主の秋篠宮さまにご相談して内容を修正する、あるいは『回答を控えます』という対応もできたはず。そうならなかったのは、秋篠宮家と宮邸職員をはじめとする宮内庁とのコミュニケーション不全が原因です。もともと眞子さまと小室さんとの交際自体、秋篠宮家から宮内庁側には全く伝わっていなかった。お子さま方の自主性に任せるという方針が、ここでも悪い方向に作用してしまったわけです」(同)

 本来、自由闊達であるはずのご一家は今や、抜き差しならない事態に直面している。折からの「小室問題」は一向に解決の兆しが窺えず、その渦中で眞子さまは、いまだ小室さんへの思いを持ち続けておられるのだ。

「今回『恋愛は個人の自由』とばかりに、佳子さまは眞子さまへ寄り添うお気持ちを露わになさったわけですが、これは取りも直さず、ご両親への“宣戦布告”といっても過言ではありません」

 とは、さる宮内庁関係者。何しろ昨年11月のお誕生日会見で秋篠宮さまは、

〈多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、私たちは納采の儀を行うことはできない〉

 そう明言されていたのだ。

「宮内庁としても、破談が前提であるとの認識でいます。ところが、そこにお身内から正反対の“ご見解”が持ち込まれたのですから、宮邸内の混乱たるや、想像するに余りあります」(同)

 眞子さまは現在、日常生活においてご両親との会話もままならない状態が続いているといい、双方の“橋渡し役”とみられていた佳子さまは今回、姉宮に寄り添う姿勢を鮮明になさった。これもまた、自主性を重んじてきた結果といえようか。

週刊新潮 2019年4月4日号掲載

特集「『佳子さま』炎上で問われる『秋篠宮家』の家庭教育」より

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