「有村藍里」整形ドキュメンタリーが驚異の視聴率 フジ社内にゴールデン昇格の声

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 日曜午後2時台に放送されているフジテレビのドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(※関東ローカル)。固定ファンも多い番組ではあるが、3月3日の視聴率は8.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区。以下同)を記録。同時間帯トップと他局を圧倒したのはもちろんだが、この日はフジの中では「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」に次いで第3位という、驚くべき結果となった。

 フジ内部では今、「いっそのことゴールデンで流したほうがいい」との声まで……。

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 3月3日の放送内容は、有村藍里(28)の美容整形のドキュメントだった。言わずと知れた有村架純の実姉である。よく似た姉妹だが、藍里はコンプレックスを抱えていた。彼女は番組の放送が始まると、自身のブログにその思いを書き込んだ。

〈私は、自分の口元に対してずっとコンプレックスがありました。口元の突出感、笑うと歯茎が露出してしまうガミースマイル、口が閉じにくいことなどがありました。〉

〈口元が気になって人前で素直に笑うことが怖くなっていました。〉

〈手術をするべきなのかずっと考えていました。〉

 整形疑惑をネットに書き込まれる女優は少なくないが、自分の整形をドキュメンタリー番組に完全密着させた女優の例は聞いたことがない。ましてや、顎の骨を6分割し、それを移動して整えるという大手術であり、手術の様子まで放送された。当然、話題となり、この日の視聴率8.9%を記録した。他局関係者は言う。

「95年から放送されている『ザ・ノンフィクション』は、市井の人が苦しみもがきながらも懸命に生きる姿を取り上げるドキュメンタリー番組で、数々の賞も受賞しています。日曜午後2時台ですから、『ザ・ノンフィクション』についていえば、5~6%も獲れれば合格点という時間帯なんです。しかし、昨年は元ヤクザの更正に密着した『母の涙と罪と罰』(18年7月15日放送)の視聴率が7.2%、一昨年には北九州監禁殺人事件の加害者の息子に取材した『人殺しの息子と呼ばれて』(17年10月15日、22日放送)の前編が6.3%、後編が10.0%を記録しています。有村さんの番組は、この2年間で一番良かった数字ですから、フジでも大喜びですよ」

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