ベッキー逆転ホームラン婚 お手本にすべきは藤原紀香!?

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代表作のない“いい子キャラ” 結婚後のお手本は藤原紀香?

 ベッキーが結婚したのはプロ野球のコーチだが、体力や成績によっては生活が不安定になるリスクもある職業だ。そうなるとベッキーが稼ぎ続ける必要があり、新たな芸能界での立ち位置が必要となるはずだ。

 しかし、矢口の失敗を見るまでもなく、ぶっちゃけキャラとしてリセットするのは悪手だろう。いくら世間の興味が薄れてきているとはいえ、再び夫の足を引っ張るような悪評が立っては元も子もない。

 そこで提案したいのが「藤原紀香」的生き方である。元気はつらつな美人で、バラエティ対応もばっちり。行き過ぎにも見えるポジティブシンキングという「いい子キャラ」。そして知名度が高いのに代表作がパッと思いつかない女性タレント、とベッキーとの共通点は多い。ちなみにダンナの名字もどっちも片岡。

 わかりやすく尖った部分や欠けた部分が無いからこそ、スキャンダルが一番の「代表作」になりうる危険性もはらむ「いい子キャラ」の2人。実際に彼女たちはその通りの道を歩んだ。

 けれどもいい子キャラで長年やってきたからこそ、夫の職業を陰になり日向になり支えるという「良妻キャラ」への移行もスムーズに行くのではないだろうか。今度は元気を押し売るのではなく、分け与えるように。そして自分の代表作は「夫」です、と美談にできる余地までも残されているのである。

 毎日のように炎上が相次ぐ昨今、いい子キャラ一本で行くのはリスクが高い。あんなに人気のあったローラでさえ、事務所からの独立後は人気が失速した。そもそもハーフタレントも供給過多になり、ベッキーのいた位置はSHELLYやホラン千秋などが埋めている。バラエティ要員としては滝沢カレンに勝てないだろう。道端3姉妹やMALIA.、土屋アンナなど、結婚してもお騒がせキャラな女性は多いが、良妻キャラはそういない。マギーに至っては不倫疑惑もあったけどどうなったんだ。

 いい子からいい妻へ。ベッキーの芸能界と人生の再出発にあたって、ノリノリ紀香の加護があることを願う。

(冨士海ネコ)

2019年2月21日掲載

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