朝日新聞がボイコットした「JOC新年会」 竹田会長会見に反発

社会週刊新潮 2019年2月7日号掲載

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 1月22日、日本オリンピック委員会(JOC)とマスコミとの新年懇親会が開催された。

 場所は、JOC事務局にほど近い原宿の高級中華料理店。年初の理事会開催日の夜に催される恒例行事で、場所もここ数年同じだ。出席者によると、JOC側は理事や職員、顧問弁護士などの関係者、マスコミは新聞社、テレビ、ラジオの担当者で、総勢200名ほどが列席した。上座は竹田恒和JOC会長(71)をNHKベテラン記者ら重鎮が囲む円卓で、社の序列、記者の経験年数ごとにグループ分けされ、下座は若手や新人が占める。会費は1人5千円だった。

 会は、竹田会長の新年の挨拶から始まった。2019年は元号が代わり新しい天皇をお迎えする、東京五輪前年でスポーツ界にとっては大切な年である云々、とどこにでもありそうな挨拶を終えた竹田会長は、一旦壇上から下りたところで思い出したかのように再び壇上に立つと、

「もう一言、言わせてください」

 そして、先日の記者会見では皆様のご質問をお受けできませんでした、フランス当局が捜査中のためどうかご理解ください、などと釈明した。

 続いて、マスコミ側幹事の毎日新聞キャップが壇上へ。今年もよろしくといった挨拶の後、この会は長年にわたり先輩たちが築いてきた大切な会だが、今回とある社が出席を辞退されたことを我々は重く受け止めなければいけない、竹田会長の会見は誠に遺憾、と応じた。

 出席を辞退した社――それは朝日新聞社だった。

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