映画「マスカレード・ホテル」をアンチ・キムタク派のSMAPファンはどう観たか?

エンタメ 芸能 2019年2月6日掲載

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興行面は合格点?

 1月18日に公開された、木村拓哉(46)と長澤まさみ(31)の共演作・映画「マスカレード・ホテル」(鈴木雅之監督・東宝)が、順調な興行成績をあげている。

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 興行通信社が発表する「CINEMAランキング通信」の「週間観客動員数」(1月26日~2月1日)の調査によると、「マスカレード・ホテル」は2週連続の1位となっている。

 また映画.comニュースは1月18日、「木村拓哉主演『マスカレード・ホテル』30億円視野の大ヒット発進!早くも続編に期待?」と報道。見出しにある通り「興行収入30億円を狙える大ヒットスタート」と指摘した。

 キムタクが刑事役は初めてだというのは少々意外だが、興行収入は“ノルマ”をクリアできそうだ。

 なりふり構わない番宣も効果的だったようだ。特に話題を読んだのが「何やってもキムタクって言われる」という発言。木村は1月2日、「ニンゲン観察!モニタリング★超豪華芸能人大集合!新春3時間SP!!」(TBS系列)に出演すると、ドッキリを仕掛けられている最中に、自分の演技がワンパターンだと非難されていることを淡々と振り返った。

 興業成績は合格点として、ならば作品としての質はどうだったか、特に「マスカレード・ホテル」におけるキムタクの演技はどういう評価なのだろうか。そこでSMAPの熱烈なファンで、解散騒動からキムタクに批判的な女性に感想を訊いてみた。

「私たちSMAPファンは、たとえ木村くんに批判的であっても、絶対に無視はしません。私だけではなく、私の仲間も含めて、みんな映画館に足を運びました。結論から言えば、私の知るSMAPファン全員が『今回の木村くん、久しぶりにいい演技をしているのは間違いないよね』という感想で一致しています」

 2016年の大晦日にSMAPが解散してから、キムタクはテレビドラマと映画で、次のような作品の主演を務めてきた。

【テレビドラマ】
◆17年1~3月「A LIFE~愛しき人~」(TBS系列)
◆18年1~3月「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系列)

【映画】
◆17年4月「無限の住人」(三池崇史監督・ワーナー ブラザース映画)
◆18年8月「検察側の罪人」(原田眞人監督・東宝)

「どれも私たちの間では、低い評価でした。『検察側の罪人』では、“新境地の演技”と評価する声があったのは知っています。でも、私たちから見れば、二宮和也さん(35)の引き立て役にしか見えませんでした。普段は木村くんに厳しいことを言う人でも『あそこまで二宮くんを立てなくてもいいのに』と同情していたほどです。でも今回の『マスカレード・ホテル』では、しっかりとカッコいい演技を、実年齢と矛盾しない落ちつきと両立させていたのが、本当によかったです」(同・SMAPファン)

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