テレビ界が望みを託す「純烈」を5人に戻すウルトラC “復帰”の時期は「早くて今春」

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友井の復帰運動は頓挫

 純烈が24日、「4人体制で再始動」したと、ORICON NEWSや各スポーツ紙などが報じた。東京・人形町の明治座で舞台『50周年記念 前川清特別公演』の囲み取材が行われたのだが、純烈も公演に出演するため、会見に参加したのだ。

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 改めて振り返れば、「友井は死んだ」――そのインパクトは抜群だった。純烈の友井雄亮(38)のDV、金銭トラブル報道を受け、リーダーの酒井一圭(43)が会見で“絶縁”を宣言したのだ。

 友井が芸能界を引退したことにより、これで5人組だったグループは4人組となった。これにファンの一部は異議を唱えた。

 Twitterで友井の復帰を求める署名活動が呼びかけられ、「何年掛かってでもいつかまた5人でのステージを見れる(註:「見れる」は原文ママ)ことを願っています」との文言も記載された。

 だが、この呼びかけに、ネットでは反対意見が殺到。現在はアカウントが確認できない状態になっているようだ。

 世論の反発は理解できる。まずは4人で再スタートを切る“新生純烈”を応援しなければ、と決意したファンも少なくないだろう。だが、さる民放キー局の制作スタッフは「実は純烈を5人組に戻すウルトラCがあるんです」と明かす。

「実は、もともと純烈は6人組だったんです。一部のワイドショーは、6人組時代の映像も使いました。そのメンバーは林田達也さん(36)で、純烈のメンバーの中では、いわゆる“戦隊もののヒーロー俳優”の出身ではなく、ヴィジュアル系ロックバンド『BLue-B』のボーカルを務めていました。99年にメジャーデビューを果たしましたが、2000年に解散。純烈では結成時からのメンバーで、10年、『涙の銀座線』でデビューを果たした時も参画していました」

 ところが、林田に両親を介護する必要が生じる。林田の脱退をデイリースポーツが「純烈・林田達也が年内で卒業を発表…両親の介護のため」と16年12月26日(電子版)に報じた。

《林田は卒業の理由を「両親が体調を悪くしまして。僕らは『夢は紅白、親孝行!』でやってきましたから、親をないがしろにする訳にはいかない。夏ごろからそばに居てサポートしたいと思い始めました」と打ち明けた。芸能界に復帰する予定はなく、林田は「普通に働きます」としている》

「もちろん、純烈のファンなら、誰でも林田さんのことは知っています。友井さんの復帰を求める運動は世論の理解を得にくいと思いますが、林田さんなら逆に世論が後押しする可能性もあります。『純烈に旧メンバーが復帰、再び5人組で再出発』というトピックスは、ワイドショーも大喜びで取り上げます。純烈が表舞台に返り咲くには、またとないシナリオでしょう」(前出の制作スタッフ)

 ただ、気になる点がないわけではない。デイリースポーツの記事では、リーダーの酒井が納得していないのだ。

《林田は183センチの長身と端正なマスクで最近は人気急上昇していた。リーダーの酒井一圭(41)は「この1、2年で1番人気が出ていた。ここで、辞めるか?お前は山口百恵かよと思いましたよ」と本音も漏らした》

 ひょっとするとメンバー間に確執があったのではないか、とも思わせる記述だ。しかしながら、人間関係にひびが入ったことが事実であっても、それから2年が経った。過去のことを水に流すには、充分な月日が流れたと言える。

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