「中森明菜」からファンに届いた年賀状 心理分析で読み取れる“不安定さ”

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不安定さや二面性

 引き続き、根本会長の分析を。

「『明』『見』『思』の右上は鋭利に角張っていて、生真面目な行動傾向がうかがえます。文字の大きさが均一でなく大小混合していたり、先ほどの『明』『見』『思』といった文字の角が開いたり閉じたりしています。ほかにも、跳ね方が強い字と弱い字がある。こうした複数の文字に、書き手の内面の不安定さや二面性が現れているのです」

 そんなミステリアスな魅力で一世を風靡した、彼女の近況にも触れておきたい。

 2010年に免疫力低下で芸能活動を休止し、14年の紅白歌合戦で復帰。16年、17年は2年連続でディナーショーを成功させている。

 そして18年。35周年記念で17年にリリースしたオリジナルアルバム「明菜」と、カバーアルバム「Cage」を引っ提げ、いよいよ本格復帰かと期待された。が、見事なまでに沙汰ナシ。スポーツ紙の芸能担当記者によると、

「ディナーショーのあと、過労で倒れたといいますし、もう、燃え尽きてしまったのでしょう。本格復帰への期待が精神的に重荷となったのだと思います。そのためかどうか、彼女はお酒が好きなのでかなり飲んでいるようです。おまけに、規則正しい生活をしているわけでもない。だからいまは、とてもではないけど人前で歌える状態ではないと聞いています」

 だから情緒不安定との分析も頷きたくなるといい、

「マッチとの関係で自殺未遂騒動を起こしたのが平成元年でした。それ以降も、何人かの男性との関係が報じられてきましたが、いつもうまくいかない。30年間、不安定な精神状態が続いているのかもしれません」

 彼女の場合、便りがないのはよくない便りと言えそうである。

週刊新潮 2019年1月24日号掲載

ワイド特集「女たちの秘め事初め」より

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