藤原紀香が挑む“10年後のサザエさん”舞台 マンネリ打破なるか

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「サザエさん」の舞台化はこれまでも何度かあった。そそっかしいけどいつも陽気なサザエさんを、1960年代には昭和の歌姫、江利チエミが、その後90年代には榊原郁恵、熊谷真実、東ちづる等が演じてきた。

 今年、アニメ放送50周年を記念しフジテレビが新たに舞台化を決定。そこでサザエ役に抜擢されたのはこの人、藤原紀香(47)だ。9月3日から東京・明治座で開幕し(17日まで)、その後は福岡でも公演する。

 今回の舞台、アニメの物語から“10年後”という設定。マスオ役は原田龍二、波平は松平健、フネは高橋惠子と、共演も豪華である。

 それにしても“紀香サザエ”、美形すぎてちょっと違和感が……。「10年後の磯野家」というのも気になるところ。一体どんな舞台になるのか? 主催のフジテレビに聞いてみると――。

「現段階では、4人の配役、物語が10年後であること以外、何も決っていません。詳細は続報をお待ち下さい」

 と、つれない返事。

 が、フジテレビ関係者がこう明かしてくれた。

「ここ数年は時に視聴率1桁にも低迷する『サザエさん』、マンネリを打破しようと局は必死なんです。50周年の今年、9月の舞台に大いに期待を寄せています。馴染のキャラ達の10年後を、意外性ある配役で新しい家族の物語として描く。イメージを大きく逸脱することはないですが、大胆な挑戦です。特に目玉は紀香さん。“8頭身”の全く新たなサザエさん像を期待して、局はオファーしたようです」

 かつてはテレビ、映画、舞台の主演にと引っ張りだこだった紀香も、今ではその機会はめっきり減った。

「彼女にとっても願ってもない話。元々喜劇は大好き。ハッチャけたサザエさんを期待しています」

 とは、さる芸能デスク。

 原作の著作権を管理する「長谷川町子美術館」も、

「藤原さんのサザエさん、快く受け止めています」

 と、お墨付きのようだ。

 ミニスカートで美脚のサザエさんなんてどう?

週刊新潮 2019年1月17日号掲載

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