白鵬に飛び交い始めた“帰化情報” バラ色の親方人生、理事長という野望

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バラ色の親方人生

 白鵬が一代年寄となってからの青写真はどうなるか。

 相撲協会関係者によると、

「白鵬の師匠である宮城野親方は、現在61歳。親方の定年は65歳です。つまり、時を経ずして、白鵬は宮城野部屋を継ぐことができるわけです。本来、親方になっても、1人か2人の新弟子からスタートするのに、いきなり、大所帯の部屋を抱えることになる。バラ色の親方人生です。そして、野心家の白鵬は親方の次は理事、さらに理事長の座を狙うに違いありません。これまで、理事長には現役時代に実績を残した力士だけが就いている。白鵬には、その資格が十分にあると言えます」

 もし、白鵬が理事長になれば、相撲の国際化を唱えるはずだという。

「その一環として、各部屋に外国人力士は1人までという規則を変えるのではないでしょうか。となれば、モンゴル人力士が大勢押し寄せることになります。いまの番付を見てもわかる通り、日本の力士は圧倒されるほかありません。その結果、盤石な白鵬体制を築くことができる。国際化の名のもとに、日本の国技である相撲が白鵬をはじめとするモンゴル勢に牛耳られる可能性が生じるのです」

「帰化」から始まる蒙古襲来、というわけか。

週刊新潮 2019年1月17日号掲載

ワイド特集「胡乱な賀詞交換会」より

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