「日常」と「終末」 そして、この連載は続く(古市憲寿) 古市憲寿 誰の味方でもありません 国内 社会 2019年01月10日 イラスト・k.nakamura(他の写真を見る) 今から約20年前、中学生だった僕は世紀末を楽しみにしていた。時はちょうど20世紀の終わり。超高層ビルが建ち並ぶ未来都市の日没、寂しそうな顔をしたカップルがその様子を眺めている。ノストラダムスの予言を本気で信じていたわけではないが、「世紀末」という言葉から、勝手にそんな風景を想像していた。 ... 記事全文を読む 0 Advertisement