「桃井かおり」が格安ギャラで10年ぶりにドラマ出演 クドカン脚本で撮影は大盛況

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自腹でロスからやって来た

 11月12日にスタートしたこのドラマ、全7話のゲストに小栗旬(35)、仲里依紗(29)、加藤諒(28)(※仲と同一回)、高畑淳子(64)、野村周平(25)、水野美紀(44)、高嶋政伸(52)、そして最終回(12月24日放送)に登場するのが桃井なのだ。清水ミチコ(58)や椿鬼奴(46)など、彼女のモノマネを目にする機会があるため、ずっと出続けているかのようだが、彼女がテレビドラマに出演するのは実に10年ぶりのことだという。

 関係者が語る。

「ゲスト出演とはいえ、地上波でもないので高額なギャラは期待できません。それを重々承知の上で、現在お住まいのロサンジェルスから自腹で、東京に来ていただきました」

 芸能記者も言う。

「以前はギャラにシビアな人だったんですけどね。事務所とのギャラの割合が9:1で、9割を彼女が持っていくなんて話もあったほど。それがWOWOWの30分番組のために自腹で来日とは……現在はロスで悠々自適とは聞きますが、それにしてもよく来ましたねえ」

 演技には定評があるが、ワガママでも知られる桃井である。確かによく来たものだし、よくぞオファーをしたものだ。前出の関係者が言う。

「桃井さんは、“出演する/しない”は、ご自身で決めます。今回は、クドカンが桃井さんへのアテ書きの脚本ということで、桃井さんにぜひ読んでほしいと、スタッフがロスに飛んだそうです。桃井さんはクドカンの脚本には前々から興味があったらしいです。そして、桃井さんは遠藤さんとは『SCANDAL』でも共演していますが、可愛がっていた遠藤さんが主役を張るということもあって即決したそうです。現場では、きっちり台詞を覚えてこられたことに遠藤さんも驚いていましたが、一方でアドリブも満載で、スタジオでも一番盛り上げていました。さすがでしたね。日本への滞在は数日、撮影を終えるとサクッと帰って行かれたそうです」

 女優としての桃井が次にいつ帰国するかは不明だが、「バイプレーヤーズ」(テレビ東京系)に続く実験ドラマで主役を勝ち取った遠藤の活躍は来年も続きそうだ。

週刊新潮WEB取材班

2018年12月23日掲載

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