「桃井かおり」が格安ギャラで10年ぶりにドラマ出演 クドカン脚本で撮影は大盛況

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「あったしさぁ~」の桃井かおり(67)が久しぶりにテレビに登場する。いまや“女優”と言うより“映画監督”となった桃井のドラマ出演は、2008年の「SCANDAL」(TBS系)以来、10年ぶり。残念ながら今回は地上波ではなく、WOWOWの30分ドラマだけど――。

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 そのドラマは「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」(WOWOW:月曜・24時~)。タイトル通り、主演は“バイプレーヤー”から昇格(?)した遠藤憲一(57)で、脚本は、年明けからのNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」を間近に控えた“クドカン”こと宮藤官九郎(48)である。

「同じ物語の同じ役を、違う役者が演じたらどう変わるのか?」を出発点に、遠藤が本人役を演じ、各話ゲストの“名俳優たちの役作り”を目の当たりにし、勉強していく――というワンシチュエーションコメディだ。

 いまや猫の手も借りたいであろう多忙なクドカンのこと、楽な仕事を考えたものだと思ったら、毎回毎回、同じ台本を異なる役者が演じるわけではない。

 遠藤が刑事・諸井情を演じるサスペンスドラマの撮影現場で、監督の「オッケー!」の掛け声で撮影終了かと思いきや、撮り直しに。だが、共演者はすでに帰ってしまい、たまたま通りかかったゲストに急遽オファー……という設定は共通ながら、毎回、それぞれの役者が演じる役どころは別。加えてtake1ではプレーンな演技、take2ではクドカンが役者に向けたアテ書きを演じるという。

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