「ZOZO前澤」金満ゴルフツアー開催 成金イメージが招いた「剛力彩芽」降板危機

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〈ゴルフで油断が生まれる最も危険な瞬間は、万事が順調に進行しているときである〉。メジャー大会7勝を誇るアメリカの名プレーヤー、ジーン・サラゼンの言葉は、ZOZOの前澤友作社長(43)に届くだろうか。若き億万長者は月旅行に続いて、日本初となる米ツアー開催を意気揚々と発表。だが、そのウラで恋人・剛力彩芽(26)には「危険な瞬間」が迫っていた。

 人気低迷が叫ばれて久しい男子ゴルフ界にとっては、願ってもない「朗報」だろう。前澤社長は11月20日、JGTO(日本ゴルフツアー機構)の青木功会長や松山英樹と並んで会見を行い、来年10月に「ZOZOチャンピオンシップ」を開催すると宣言した。米PGAツアー公式戦が日本で開かれるのは史上初である。

 ゴルフジャーナリストの児島宏氏によれば、

「日本の男子ツアーは今季25試合で、バブル期から比べるとほぼ半減。年間38試合の女子ツアーに比べても低迷は明らかです。そのため、今回の米ツアー開催は人気回復の起爆剤として歓迎されています。ただし、巨額の“ZOZOマネー”が波紋を広げていることは事実です」

 というのも、前澤社長はこの会見で、賞金総額975万ドル(約11億円)、優勝賞金175万ドル(約2億円)とぶち上げたのだ。

「全米オープンの216万ドルをはじめ優勝賞金が“2億円”を超える大会は4大メジャーくらいのもの。現在の日本ツアーでは5200万円が最高です」(同)

 今季の賞金王に輝いた今平周吾ですら獲得賞金は1億3911万円。つまり、

「ZOZOの大会で優勝した選手が自動的に賞金王になってしまう。スポンサー契約やメディア露出など、賞金王の恩恵は計り知れません。それがたった1試合で決まるというのは、さすがに問題だと思います」

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