不快感を隠されなかった「秋篠宮」会見 高すぎる「納采ハードル」

国内 社会

  • ブックマーク

Advertisement

2択しかない小室さん

 縷々(るる)お述べになる秋篠宮さまのお姿を、出席者たちは静かに、かつ大きな驚きとともに拝するほかなかった。というのも、

「記者会で小室さんに関する質問を盛り込むと決めた後、非公式にではありますが“どのように尋ねられても殿下は『二人(眞子さまと小室さん)に任せています』とお答えすることにしている”と、宮内庁側から漏れ伝わってきました。それでも我々は尋ねざるを得なかったわけですが、まさかここまではっきりと仰るとは、予想だにしませんでした」(同)

 付言すれば、5問のやり取りが終わったのち、それに関連する内容を記者が再び尋ね、秋篠宮さまがアドリブでお答えになる「関連質問」も設けられている。今回は、前出の「相応の対応」なる文言について質問が出て、

「記者が『“対応”とは、お二人のお気持ちを今後も支えていかれるということでしょうか』と問うと、秋篠宮さまは明確にこれを否定され、『対応というのは、こちらではなく相手側(小室さん)の対応。きちんと、どういうことなんだということを説明して、多くの人に納得してもらう、それが相応の対応の意味です』と、重ねて強調されたのです」

 さる宮内庁関係者が言う。

「報道がリークのような形でなされ、皇族ご自身は口をつぐむというケースはままありますが、今回ばかりは違いました。平成最後のお誕生日会見でのご発言は、きわめて重い。こうしたお言葉からは、殿下の強いご意思が拝察されます」

 実際に、

「例年とは異なり、殿下は今回、事前にご発言の内容について陛下にご相談され、内諾を頂いていると聞いています」

 すなわち、陛下のご意向を踏まえたお答えでもあったというのだが、

「会見でのお言葉を伺う限り、殿下はすでに小室さんを見限りつつある。そもそも、留学中の3年間は状況が好転する要素などなく、結婚を延期するとされた再来年を迎えたところで、何の変化も起きない。もはや彼には、公の場で説明するか、あるいは結婚を断念するかの選択しか残されていないのです」(同)

(2)へつづく

週刊新潮 2018年12月6日号掲載

特集「不快感を隠されなかった『秋篠宮』会見の高すぎる『納采ハードル』」より

前へ 1 2 3 次へ

[3/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。