口利き疑惑「片山さつき」大臣に地元業者から寄付100万円 秘書の「パーティー券」押しつけも

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「私に相談もなく記載」

 片山大臣は「口利き」によって産廃処分場を誘致し、そこから仕事を得る業者から献金されたり、パーティー券を購入してもらっているわけだが、政治家として問題ではないのか。

 阿南市議に聞くと、

「昨年2月に、大栄環境の三重にある施設の視察に行きました。それで、これが来てもらえればありがたいと思ったわけ。でも、どんな会社かわからないので、片山事務所から環境省に問い合わせてもらった。それを片山大臣の引き合わせであるかのように私が拡大解釈して、新春議会報告とかに書いてしまった。パー券? 何社に売ったかなんて企業秘密ですよ。でも、あくまでも法律の範囲内。第一、私は給料制の秘書ではないからノルマがあるわけではないし、そんなに売る必要ないじゃない」

 一方、大栄環境の金子文雄社長は、

「阿南市議から御前崎での事業の話をいただき、片山大臣を紹介されました。お付き合いの意味で、片山大臣のパーティー券は2、3枚買いましたが、行ってはいません」

 では、片山大臣はどう答えるか。

「阿南市議が誇張して私に相談もなく(産廃処分場誘致に助力と)記載したことで私は全く知りません」

 ともあれ、疑惑が相次ぎ、猛毒「ダイオキシン」のように内閣にダメージを与え続ける片山大臣。安倍首相もそろそろ処分したいに違いない。

週刊新潮 2018年11月29日号掲載

特集「安倍内閣が処分したい『片山さつき』から『ダイオキシン』」より

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