「ひょっこりはん」が流行語大賞ノミネート、“一発屋ジンクス”を吹き飛ばす生き残り術

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 年末恒例「2018ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語が発表された。と、同時にお笑い業界からは、「今年の一発屋は誰か!?」と妙な注目を浴びている――。

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 大賞が発表されるのは12月だが、そのたびに繰り返されるのが「流行語大賞ってホントに流行ったか?」という議論だ。

 すでに、今年ノミネート語30に選出された「筋肉は裏切らない」についても、トレーニング番組「みんなで筋肉体操」(NHK総合) の出演者である武田真治(45)が「ぼくは一度も使ったことがない」と発言している。

 それはさておき、ことお笑い業界に限っては、「芸人が流行語大賞を獲ったら、翌年消える」とのジンクスが広まり、選ばれることを恐れる芸人は多い。

 ちなみに今年のお笑い部門のノミネートは「ひょっこりはん」だ。お笑い番組プロデューサーが語る。

「今年(18年)の元旦(大晦日深夜)に放送された『おもしろ荘!今年も誰か売れてSP』(日本テレビ系)に出演してから、ひょっこりはん(31)の人気はうなぎ上り。たしかに今年最も注目を浴びた芸人と言えるでしょう」

 当人としても、売れた証しでもある流行語大賞受賞はうれしいに違いない。NHK紅白へ出演の可能性だってあるのだから、ここで勢いをつけて来年に繋げたいという気持ちはあるだろう。だが、一発屋の不安はつきまとう。ならば、流行語大賞の受賞者は、本当に一発屋で終わるのか、過去を振り返ってみよう。

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