「海老蔵」「小倉優子」お受験戦記 戦略練り直しが必須に

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エスカレーター式で大学へ

 いま奔走している有名どころをスポーツ紙記者に挙げてもらうと、

「市川海老蔵、故・麻央夫妻の長男である勸玄くんや石田純一、理子夫妻の長男、理汰郎くん。小倉優子はママタレとして仕事をこなしながら、親友のギャル曽根とお受験について研究してきたといいます。ほかにも中村勘九郎、前田愛夫妻や、東山紀之、木村佳乃夫妻のお子さんがお受験世代。巨人の高橋由伸前監督もそうですね。なかでも、海老蔵、小倉優子は懸命に取り組んできたとされます」

 芸能リポーターの石川敏男氏は言う。

「海老蔵さんの場合、勸玄くんは将来、歌舞伎役者になるわけです。だからお受験で目立っても問題はありません。むしろ話題になるのも悪くないのでは。シングルマザーの小倉さんは私生活に踏みこまれたくない。できるだけ静かにお受験を進めたいでしょうね」

 芸能人は、自身の芸能活動にプラスかマイナスかまで見据えて臨まなくてはならないのだ。先の尾木氏は、

「有名私立小学校は先生だけでなく保護者も芸能人に慣れているので、お子さんを安心して通わせることができます」

 と、その利点を挙げる。大手紙の教育担当記者は、

「海老蔵さんのところは青学、小倉さんは成城を受けたとの情報です。ただこれまでのお受験とは違い、2020年度に戦後最大の教育改革が控えています。小学校では3年生から英語教育がはじまり、中学高校は基本的に英語の授業は英語で行われる。大学のセンター試験は廃止、知識より発想が問われるようになります。大学入試の先行きが見えないなか、エスカレーター式で大学に行ける小学校に入れたい親が増えています」

 芸能人のお受験も戦略練り直しが必須となりそうだ。

週刊新潮 2018年11月15日号掲載

ワイド特集「男の勲章 女の勲章」より

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