こんな記事も読まれています
「台場さん目を覚まして!」と言いたくなる出来の「スーツ」(TVふうーん録)
今期のフジテレビドラマには、なんというか哀愁と諦観が漂う。飲み屋にて大声で自慢話を延々繰り広げる初老男性のようだ。仮に台場さんと名付けてみる。
台場さんはあまりに臨場感たっぷりの話しぶりなので、「え、それっていつの話ですか?」と聞くと、30年以上前だったりする。彼はいつも「つい昨日のことのように」話すのが特徴だ。しかも、かなり盛って話す。
どうやら耳まで遠くなってきた台場さんに伝えたい。
汐留さんも、赤坂さんも、若ぶって、いろいろなことに炎上覚悟で挑戦してるよ。...
つづきを読む
こんな記事も読まれています
「マニアックな世界」を変化球で伝えるNHK「ジミーとふしぎな雑誌たち」(TVふうーん録)
若い頃、月刊誌の編集者だった。自分が出した企画を進める喜び、ライターやイラストレーター、カメラマン、デザイナーとのやりとり(締切やギャラを巡る攻防戦も含め)、奇天烈な取材対象者や非協力的な読者モデルを口説き、編集長や著者のダメ出しと叱咤激励に泣いて笑って。どこにも情報が載っていないディープな大人の遊び場に取材し、読者からも反響があったとき、脳内に快楽物質が充満したものだ。朝方、印刷所の守衛に校了紙が入った原稿袋を渡すときの達成感。校了後に飲む酒もうまかった。...
つづきを読む