芸能界を席巻する“フィリピン系ハーフ”は「高橋メアリージュン」が一番人気

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欧米系からアジア系へ

 日本におけるハーフタレントの歴史を考えれば、E・H・エリック(1929〜2000)、岡田眞澄(1935〜2006)の兄弟を草分けと挙げられるだろう。両親のうち父親が日本人、母親がデンマーク人だった。

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 その後も日本の芸能界ではハーフの俳優、歌手、タレントが活躍を続けた。父親がアメリカ人の草刈正雄(66)やアン・ルイス(62)。母親がアメリカ人の梅宮アンナ(46)、ジョン・カビラ(59)と川平慈英(56)の兄弟――。

 父親がヨーロッパ系の芸能人なら、宮沢りえ(45)はオランダ人、滝川クリステル(41)はフランス人、ホラン千秋(30)はアイルランド人、となる。沢尻エリカ(32)はフランス人の母親を持つ。

 このように、大半は父親か母親のどちらかが欧米人。日本人の白人コンプレックスが大きな影響を及ぼしていたことは言うまでもない。

 その傾向は今も続いている。例えば、トリンドル玲奈(26)の父親はオーストリア人、マギー(26)は父親がカナダ人、という具合だ。しかし最近、“非欧米系”のハーフタレントも目立ってきている。

 中でも最大の人気を誇るのはローラ(28)だろう。キャラクターが苦手な人でも、その美貌は誰もが認めるところだ。そして彼女の容姿は、母親がロシア人のクォーターという側面より、父親がバングラデシュ人というインパクトの方が強い。

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