元AKB「ぱるる」が開催したファン旅行 “塩対応”から転向

芸能週刊新潮 2018年10月25日号掲載

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 上は頭が固いし、下はサボって働かない。「こんな会社辞めてやる!」と、簡単には啖呵を切れないのが我ら凡人の哀しい性。組織を飛び出し、独立して食っていくほどの自信はなく、終生、宮仕えに甘んじる。「ピン」で糊口を凌(しの)ぐのは生半可なことではない。アイドルとて事情は変わらず……。

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「うおおおおお~っ!」

 10月12日12時過ぎ、福岡市の海鮮料理屋の2階座敷。昼食を取っていた約130名の参加者から地鳴りのようなどよめきが上がった。「彼女」が姿を見せたのである。なかには、

「今日の『ぱるる』のファンサービスは半端ない。AKB時代の握手会では実質ひとり6秒くらいしか彼女と話せなかったのに、今日は4分もぱるるを至近距離で見られた!」

 と、感涙に咽(むせ)び泣かんばかりの20代の女性参加者もいたほど。こうして「ピン」となって初の、「ぱるる」こと元AKB48の島崎遥香(はるか)(24)によるファンクラブ旅行は幕を開けたのだった――。

「選抜総選挙」で7位にまで上り詰めたことのある島崎の売りは、何と言っても「塩対応」にあった。愛想がなく、素っ気ない。時にファンを鬱陶(うっとう)しがる。そうした「しょっぱい対応」が、逆にアイドルらしからぬキャラとして受けてきた。そんな彼女も一昨年の大晦日をもってAKBを卒業。つまり組織からの独立を果たしたわけだ。しかし、「束売り」の頃はそういったキャラも「大勢のメンバーのなかのひとつの個性」として通用したが、「バラ売り」では厳しかったようで、

「最近、露出が減り、地上波ではドラマにゲスト出演したりする程度」(アイドルウォッチャー)

 という苦境に立たされていた。そこで、栄光を取り戻すにはまず足場固めと考えたのか、今回、10月12日から2泊3日のファンクラブ旅行が開催されたのである。

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