二股騒動で泣いた塩谷瞬、今度は投資被害に泣く 3千万円出資

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昨年3千万円

 その裁判の原告代理人・加藤博太郎弁護士の話。

「代表の男は、“大手証券会社の支店長だった”ことを謳い文句に出資者を信用させて、投資を募っていました。出資者へは投資先を一切言わないのですが、例えば200万円預けると45日後には5万円の配当をプラスして返す。より多くの出資を相手にさせ、その後、返金しないという手口です」

 判明しているだけで、集めた金は約17億円。被害総額はさらに拡大すると見られているという。

 出資者の中には、あの塩谷瞬の名前も含まれていた。被害に遭った出資者の話。

「投資会社の従業員が、内部告発をしようと集めた資料の中に彼の名前があったのです。塩谷さんは、昨年9月に3千万円で投資会社の社債を申し込んでいました」

 塩谷と言えば、6年前にモデルの冨永愛と料理研究家の園山真希絵に同時にプロポーズをしていたことが発覚。一時はワイドショーを賑わせたが、それ以上に注目を浴びることは今日までない。にもかかわらず、3千万円もの大金を持っていたというのは、失礼ながらも驚きだが、近頃は、

「ボランティア活動にご執心で、熊本や大阪北部地震の募金集めや海外向けの支援をしている」(芸能記者)

 というものの、今となっては、とても他人のための募金集めどころではないはずだ。

 件の投資会社代表は、

「塩谷君とは、現在も、連絡を取り合っています。彼と私との間に問題はないというか……。金の出し入れの中で金額の認識とか、色々な問題もあるから、そこでお互い完全な同意はしていません」

 再び、加藤弁護士が言う。

「裁判の前に会社代表の資産を仮差し押さえし、預金口座も調べたら、残高は370円。塩谷さんが社債を申し込んだのは、その後ですから、会社には金がなく、おそらく彼にも返金されていないはずです。判決で全額の賠償命令が出ても、代表は交通費すらないことを理由に、まだ6万円しか返していませんから」

 またしても涙、涙か。

週刊新潮 2018年10月25日号掲載

ワイド特集「誰がために金は成る」より

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