Koki,起用の新聞広告、メルカリ転売で300円 協会も驚き

エンタメ 芸能 週刊新潮 2018年10月25日号掲載

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 15日の朝刊を捲る手が思わず止まった。中ほどのカラー全面広告ページには、何か言葉を発する口の形をした“Koki,ちゃん”のアップの写真が――。

 これ、日本新聞協会が仕掛けた「新聞週間」の広告。全国紙はもちろん、スポーツ紙、地方紙にも、全国74紙の新聞が一斉に掲載。しかもKoki,の表情がそれぞれ少しずつ異なる。それは、右上に1文字ずつ打たれたひらがなを彼女が呟いているからで、74紙分つなげると、あるメッセージとなる。

〈私はまだ知らない。この国のことや世界のこと……新聞で未来をひらこう〉

 ブルガリにシャネルのアンバサダー、2日には清涼飲料水のCM発表もあったが、売れっ娘Koki,今度はこう来たか。

 15日は朝からSNSでも話題沸騰。そして騒ぎは、ネットでフリーマーケットを展開する「メルカリ」「ヤフオク」でも。こりゃ愉快! 何しろ掲載の新聞自体が300円から600円ほどで多数売りに出されているのだ。値段の高低は、可愛らしい微妙な表情の差やセット売りで付けるらしい。

「あまり新聞と接点のない若い人へのメッセージをと、Koki,さんを起用し話題性を狙ったのですが、まさかメルカリに出品とは」

 と、予想外の“反響”に日本新聞協会も驚きの様子。

 アイドルウォッチャーの上杉純也氏は分析する。

「少しでも違うバージョンの曲が入っていれば、同じCDでも何枚も買ってしまうのがアイドル・オタク。何でもコンプリートしたくなる性質を見込んでの出品でしょう。特にKoki,はこれまで露出も少なく、神秘性がありますからね」

 いや、こう訝(いぶか)しむ声も。

「新聞紙面が売りに出されるなんて、ちょっと異常すぎますよ。これまで“キムタクの娘”の肩書きの下、完璧な偶像ばかりで15歳の素顔が全く見えてこない。裏で工藤静香さんの影も見え隠れし、持ち上げられた分、大きな反発につながらなければいいのですが」(アイドル評論家・中森明夫氏)

 蛇足ながら、駅のスタンドやコンビニで、全国紙やスポーツ紙は130円~150円で買えますが。