「貴乃花親方」の「馳浩元文科相」訪問、やっぱりあった出馬の打診 相撲協会にプレッシャー狙いか

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相撲協会にプレッシャー

 引退直後のあのタイミングで元貴乃花親方が永田町に姿を現せば大騒ぎになるのは目に見えている。それを百も承知で今回の行動に踏み切った背景には、如何なる思惑があるのか。

「貴乃花さんが相撲協会に揺さぶりをかけようとしているのは明らかです」

 と、角界関係者。

「馳氏との会談の翌日、スポニチだけが『貴に出馬打診』と正確な記事を書いていた。スポーツ紙の中で最も貴乃花さんと近いのがスポニチで、時々本人のコメントも載る。こうした背景から見て、今回の記事の情報源も貴乃花さん本人である可能性が高い。やはり彼は出馬に前向きで、それを巡る動きで相撲協会にプレッシャーをかけようとしているのでしょう」

 さる相撲ジャーナリストはこう語る。

「貴乃花が政治家になって相撲協会を改革するなどという話は協会、特に八角理事長にとっては悪夢以外の何物でもない。出馬を巡る動きには相当神経を尖らせていると思いますよ。協会としては、貴乃花が馳氏に会うこと自体に拒否反応を示しているはずです」

週刊新潮 2018年10月18日号掲載

特集「『貴乃花』参院選出馬を潰す圧力! 『馳浩』元文科相に電話をかけた大物政治家3人の名前」より

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