伝説の番組「イカ天」30周年で“平成最後のライブ”開催 萩原健太がウラ話を語る

エンタメ2018年10月5日掲載

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 イカ焼きでもゲソ天でもない、“イカ天”である。10月8日、「イカ天30周年記念スペシャル『にしあらイカ天』」と銘打たれたライブが、東京・足立区西新井の西新井文化ホールで開催される。40代半ば以上の方には、お!イカ天か!!と思われるかも――。

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 平成元年(1989年)2月11日より、TBSで放送された深夜番組「平成名物TV 三宅裕司のいかすバンド天国」の通称こそ“イカ天”である。昭和天皇が1月7日に崩御され、平成の御代となっておよそひと月、日本のテレビ・ラジオ番組で初めて“平成”を冠につけた番組でもある。

 土曜の深夜に10組のアマチュアバンドが登場し、7人の審査員(当初は5人)により判定される。審査員席には青ランプと赤ランプがあり、“見たくない”と思ったら赤ランプのスイッチを押す。赤ランプが2つ点灯すると、バンドの映る画面が小さくワイプ映像になり、7つ全てが点灯すると演奏終了、画面は消えてしまう。ただし、審査員が青ランプを押せば画面は広がるというシステム。完奏者の中から勝者(イカ天キング)が決まり、翌週からはそのキングを倒すためにチャレンジャーが挑む。そして5週連続でイカ天キングを防衛したバンドはグランドイカ天キングとなって、メジャーデビューが約束されるようになったのは途中から……当初はプロの使用するスタジオで録音ができるというものだった。

 というのも、番組の急激な人気と共に、業界への影響力を増していったからである。当時のことを、“審査委員長”で音楽評論家の萩原健太氏(62)に振り返ってもらった。

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