根本治療が見えてきた「アルツハイマー」 ノーベル賞の技術が完成させた最新検査

ライフ週刊新潮 2018年9月27日号掲載

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根本治療が見えてきた「アルツハイマー」(2/2)

 前項で紹介したのは、アルツハイマー型認知症が「脳の糖尿病」であるという考え方だ。インスリン作用の障害によって血糖値が上昇するのが糖尿病だが、その悪影響は脳にも及ぶ。「インスリンは記憶を司る海馬などにブドウ糖を取り込む働きがありますが、インスリンが届かなければそれが出来ず、記憶力が低下する」と、広島大学名誉教授の鬼頭昭三氏はいう。

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