樹木希林さんが最後まで信仰した「希心会」とは? 会費は格安“1世帯100円”

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入信40年以上?

「内田様ですか。入信時期ですか? あまり詳しいことは申し上げられませんが、かなり古くからご信仰いただいております。それはもう10年、20年、30年といったものではなく……」

 夫の裕也氏が一緒にお山を登ったという話は事実だろうか。

「いえ、申し訳ございませんが、ご遺族のプライバシーに関しては……」

 希林さんの希の字は希心会から取ったという噂は本当だろうか。

 希林さんは、連続テレビドラマ「時間ですよ」や「寺内貫太郎一家」(いずれもTBS)に出演していた頃は「悠木千帆」と名乗っていた。1977年4月1日、テレビ朝日はそれまでのNETテレビ(日本教育テレビ)から名称を変え、朝8時から夕方6時半までの特別番組「テレビ朝日誕生記念番組・わが家の友だち10チャンネル・徹子のナマナマ10時間半完全生中継」を放送。そのなかのチャリティ企画に出演した当時の悠木千帆は、売るモノがないからと芸名を売ってしまったのだ。落札価格は2万200円。NETからテレ朝に名称が変わったことにかけた洒落だったのか、ホントに売るものがなかったのか、真相は不明だ。だが、その後に名乗った「樹木希林」の「希」の字は、希心会から取ったという噂がある。

「申し訳ありません。おそらく相当古い話だと思われますが、私は存じ上げません」」

 残念である。では希林さんが最後に、本部を訪れたのはいつだったのだろうか。

「私も常に本部にいるわけではありませんので、わかりかねるのですが、今年になってからも何度かお見かけしております。いつも目立たないようにされていました」

 宗教とは無縁のように見えた希林さんの意外な一面である。

週刊新潮WEB取材班

2018年9月30日掲載

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