北川景子が一度も語らない「父の職業」 大企業の幹部だった

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究極の「親孝行」

「北川さんのお父さんは、三菱重工の幹部なんです。それが、彼女が父親について語ろうとしない原因なのかもしれません」

 こう声を潜めるのは、同社の関係者だ。より具体的に言うと、

「彼は現在、三菱重工の防衛・宇宙セグメントのナンバー2。戦闘機や戦車を開発・製造し、自衛隊に納める、いわば日本の防衛産業のトップシークレットを握る立場にあるんです。いずれは、同部門のトップになると見られています。こうした父親の仕事柄もあって、北川さんはお父さんについて喋りたがらないのではないでしょうか」

 なるほど、北川にとって父親の職業は「機密」に値するということのようだ。しかし無論、我が国の防衛産業の中枢を担うことは決して恥ずべきことではなく、むしろ誇らしいことではないか。そこで、大阪府で暮らす北川の祖母に尋ねると、

「息子(北川の父親)はもともと口数が少なくて、景子のことも全然話してくれないんですが、部署が変わるたびに名刺はくれます。2年前の景子の結婚式の時にも名刺を渡されて、そこには確かに(三菱重工の)『防衛』と、あと『宇宙』って言葉もありました。それまでは神戸造船所の配属で、ずっと潜水艦を作る仕事をしていたんですよ」

 こう語った上で、

「景子の結婚式に出られて本当に嬉しかった。白無垢もドレスも綺麗でね。今、私は体が悪くて、ひとりで遠出はとてもできないから、もう曾孫ができても会いには行けないでしょう。でも、景子とDAIGOさんが曾孫を連れて会いにきてくれるようなことがあれば夢のようですね」

 と、期待に胸を膨らませるのだった。

 なお北川は現在、三菱重工グループの空調機のCMに出演している。これぞ究極の「親孝行」であろう。父親は防衛産業のエリート街道を歩み、娘も公私ともに順調。再びDAI語を借用すれば、北川家は今まさに「JS」、すなわち……。

 人生って素晴らしい?

週刊新潮 2018年8月30日号掲載

ワイド特集「黙ってられるか」より

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