赤鉢巻のスーパーボランティア「尾畠さん」 肉体美を作った食生活を明かす
大分県在住の尾畠(おばた)春夫さん(78)は鮮魚店を営むかたわら、長年地元の登山道の整備などを続けてきた。店を畳んだ後は、本格的にボランティア一筋の生活に入ったという。
それにしても、78歳といえばいわゆる「後期高齢者」である。他人を助けるどころか、日常生活で介護を必要としている同年代も多いはず。壮健な肉体を維持するには、なにか秘訣があるのだろうか。
「私はおいしいものは食べません。身体に良いものを食べるんです」
そう語る尾畠さんの自宅には「医は食に 食は農に 農は自然に学べ」と書いた紙が貼られている。...