あの「園山真希絵」の新たな肩書き“食陰陽師”って何… 本人に聞く

エンタメ2018年8月23日掲載

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世界で1人の食陰陽師

 烏帽子をかぶった安倍晴明が、妖怪やら物の怪やらを退治するイメージが陰陽師にはある。が、後述する陰陽のお師匠いわく“「陰陽師」というカテゴリーは「大学生」くらいの大雑把なくくり”“陰陽師には星を見る理系がいれば、術を使う体育会系もいる”そうで、彼女はこれに当てはまらない。ずばり、園山陰陽師は“薬学系”。

「陰陽師は、木、火、土、金、水から万物が成り立つ陰陽五行思想を学びます。五行思想には緑、赤、黄、白、黒の『五色』というのがあり、これを“食”に当てはめたのが食陰陽師なんです」

 ……もう少し詳しく伺うと、

「陰陽五行論を知る前から、私は色も味もバランスよく食べる料理を提唱していました。特に体質をプラスに変えてくれた豆には思い入れがあるのですが、五行思想に当てはまるんですよ。緑は枝豆やいんげん、赤は小豆、白は白いんげん、黄色は大豆やひよこ豆、黒は黒豆。さらに五行思想には、甘味・苦味・酸味・塩味・辛味の『五味』の考え方があります。本来、辛味の部分は、旨味。よって、その辛味と旨味の両者を加えた『六味』に基づいた料理を提案する。こうした思想に基づき、日本の旧き良き食材や四季を考慮しながら、体と心も健やかにして、運気も上がる食を追求するというのが、食陰陽師です」

 かねてより店の客だった陰陽師・一宮寿山氏の薫陶を受け、日々、陰陽道を学ぶ日々を送っているという。“食陰陽師”の名づけ親でもある一宮氏も、

「食陰陽師を名乗っているのは、世界で園山さんだけ。食と陰陽道は相性がいいんです。スイカに塩をかけると甘味が増すような『二味配合論』の考え方もありますから。その点、彼女はセンスが良く、非常に努力家でもある」

 と弟子に太鼓判を押す。

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