「麻原彰晃」死刑翌日に行われた“お通夜” 妻、三女らファミリー集う

社会週刊新潮 2018年8月16・23日号掲載

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 麻原彰晃こと松本智津夫の死刑執行翌日、7月7日の夕方。遺体の引き渡し先をめぐる報道合戦がはじまっていた。が、その夜に「麻原ファミリー」が揃い、“お通夜”が行われたことを知る者はほとんどいない。

 七夕の日の夜9時ごろ。東京都内、繁華街の外れに建つビルの上階の一室にだけ電気がついていた。さる事情通がそのワケを明かす。

「実は、“麻原ファミリー”5人が揃って“お通夜”をしていたんですよ」

 と、聞かされても唐突すぎるので、いったん麻原の家族構成を整理する。麻原と妻の子どもは、上から長女、次女、三女、四女、長男、次男と、計6人だ。さて、事情通の話に戻ろう。

「そのうち長女と四女を除く子どもたちと妻の計5人が集まっていました。遺体は四女へ、と麻原が言い残したと報じられたのが7日。これに、妻と三女が中心となって反発し、同じ日、法相と東京拘置所長に宛てて、遺体引き渡しを求める要求書を提出した。骨肉相食む事態に、拘置所は遺体を渡さずに火葬し、遺骨を保管すると決めましたよね」

 会合は名目上、代理人弁護士を交えて要求書提出以降の対応を協議する場だった。だがそれがなぜ、“お通夜”となったのか。

「法務省や東京拘置所と相当やりあったので、労う意味でお酒が出されたのです。“一杯やってください”と、弁護士がアサヒスーパードライの350ミリリットル缶を配っていました。あとから入ってきた報道関係者にも、“まあ、これはお通夜ですよ。ご一緒に”といった調子で渡してね。机には、焼酎の一升瓶もありましたよ」

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