現在も色褪せない“怪物江川”に挑んだ気迫――「夏の甲子園」百年史に刻まれた三大勝負

野球週刊新潮 2018年8月2日号掲載

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「夏の甲子園」百年史に刻まれた「三大勝負」――門田隆将(2/3)

 これまで数多く登場してきた怪物投手の中で、なんといっても話題を独占したのは昭和48年夏の作新学院・江川卓だろう。その江川に初戦で挑んだ福岡代表の柳川商の戦いは、これまた歴史に残るものだった。

 この年の選抜甲子園で、奪三振記録を43年ぶりに塗り替えた江川は、夏の栃木県予選でも投球回数44で実に奪三振75、決勝を含む3試合がノーヒット・ノーランという怪物ぶりを見せつけていた。...

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